べラヴェッカ Berawecka

フランス菓子べラヴェッカとはどんなお菓子なのかを詳しく紹介します。

フランス菓子べラヴェッカとは?

べラヴェッカ Beraweckaとはアルザス地方でクリスマス時期に食べられるドライフルーツをたっぷり含んだ焼き菓子です。

洋梨やプラム、イチジク、レーズン、デーツなどのドライフルーツにアーモンドやクルミを加えて、キルシュ、クローブやシナモン、レモンやセドラ(シトロンの実)で香りづけをしています。表面にもドライフルーツを飾っています。

伝統的には12月24日の真夜中のミサの後に食べられていました。今日ではクリスマス(12月25日)の朝に朝食として食べているそうです。アルザス地方だけでなく、クリスマス時期になるとマルシェに並んでいるのがみられます。

このお菓子は非常にエネルギーが高く、保存性にも優れ、昔から飢饉の時期の食料として用いられていました。

また、べラヴェッカは作ってから少なくとも2-3日寝かせなくてはなりません。実際、アルミ紙に包んだり、冷所に置いたり、ブリキ缶の中に入れて保存するととても簡単に保存できます。

乾燥が始まる時に食べてもなお美味しいです。その場合は、とても薄く切って食べましょう。

べラヴェッカの別名

べラヴェッカは発音の違いにより、Bierewecke / Berauwecke / Bierawecke と表記されます。

また、Schnetzwecka / Hutzelbrot とも呼ばれます。

[フランス語名]
べラヴェッカ Berawecka / un berawecka



フランス菓子べラヴェッカの材料

分類 パティスリー
材料
  • 乾燥洋梨
  • 乾燥プラム
  • 乾燥イチジク
  • 乾燥アプリコット
  • ドライレーズン
  • ヘーゼルナッツ
  • アーモンド
  • クルミ
  • キルシュ
  • 小麦粉
  • シナモン
  • クローブ
  • 酵母

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