フランス菓子ウィークエンドとはどんなお菓子か、材料や購入先、名前の由来、同じ種類のお菓子を詳しく紹介しますね。
フランス菓子ウィークエンドとは?
ウィークエンド Week-endはレモンのパウンドケーキのことで、「週末のお菓子」という意味です。レモン果汁や皮をパウンド生地に練り込み、ケーキの表面にレモン果汁を加えたグラサージュをかけることもあります。
ガトー・ウィークエンド(Gâteau week-end)とも言っていました。
ウィークエンドと呼ばれるようになったのは1980年代のことです。ウィークエンドとついているのは、かつてパティシエたちが週末に作っていたためです。週末に家族や友人と過ごすときに食べるために買っていたんだそうです。
しかし、現在ではレモンパウンドケーキのことをウィークエンドとは呼んでいないようです。私の周りのフランス人にも聞いてみましたが、残念ながら知っている人はいませんでした。
週末にはパウンドケーキではなく、もっと豪華なケーキやアントルメを食べるわ!とのことです。
レモンの入ったパウンドケーキもちろんあり、ケイク・オ・シトロン(cake au citron)と呼んでいます。シトロン(Citron)はレモンのことです。
[フランス語名]
ウィークエンド Week-end / un Week-end
ケイク・オ・シトロン Cake au citron / un cake au citron
フランス菓子ウィークエンドの材料
分類 | パティスリー |
構成 | ケイク生地 |
材料 |
|
ウィークエンドのフランスでの購入先
ウィークエンドはブーランジュリーやパティスリー、カフェやサロンドテに置いていることがあります。価格はスライスしたものでひとつ3€ほど、一本10€~です。30cm以上の長い型で焼き、量り売りしてくれる店もあります。
現在では、ケイク・オ・シトロン(cake au citron)といったほうが伝わると思います。
ウィークエンドと同じ種類のお菓子
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