ヨーグルトはフランスでもよく消費されており、スーパーには様々な種類のヨーグルトが並んでいます。食後のチーズの代わりの乳製品としてヨーグルトを食べることがあります。フランスのヨーグルトの定義、発音と表記、分類や種類を紹介します。
ヨーグルトの定義
ヨーグルトは乳に乳酸菌や酵母を混ぜて発酵させて作った食品のこと。フランスでは2つの乳酸菌を加えて作り、乳酸菌は製品になってからも生きています。脂肪のある乳や脂肪のない乳(脱脂乳)、殺菌している乳やしていない乳で作られる。場合によっては粉乳を加えることもあります。
ヨーグルトの起源は農業と畜産の始まったおよそ10,000年前に遡ります。その時代にすでに乳を凝固する方法を知っていましたが、19世紀末になり、その乳を凝固する効果が科学的に証明されました。20世紀初めにはヨーグルトは薬局で売られていました。
発音と表記
フランス語名 | yaourt |
日本語名 | 牛肉、牛 |
発音 | ヤウート[jauʀt] |
名詞の性 | 男性名詞 |
単数形表記 | le yaourt / un yaourt |
複数形表記 | des yaourts |
*yoghourtと表記する場合もあります。
ヨーグルトの分類
ヨーグルトは脂肪分量と風味という2つの基準で分類されます。
脂肪分の含有量
- 低脂肪ヨーグルト:脂肪分1%以下
- 何も混ぜていないヨーグルト:脂肪分1%
- 全乳ヨーグルト:脂肪分3,5%
風味
ヨーグルトに香りや風味などを加えたヨーグルトのこと。
- yaourt nature 砂糖や香りなど何も加えてないヨーグルト
- yaourt au lait entier 全乳で作ったヨーグルト
- yaourt alléges 脂肪分のない脱脂乳を使い、脂肪分0%のヨーグルト
- yaourt brassé クリーミーでねっとりとしたヨーグルト
- yaourt aromatisé 香り付け
- yaourt aux fruits 果物
- miel 蜂蜜
- confiture ジャム
- fermenté au bifidus actif 生きているビフィズス菌
- ferme coagulé en pot 固く引き締まった
- sucré 砂糖入り
- à boire 飲むヨーグルト
- bulgare ブルガリアヨーグルト
- lait ribot バターミルク
- yaourt grec / à la grecque ギリシャヨーグルト
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