デンプンの種類

デンプンは実る植物によって2種類の呼び方があります

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フランスではデンプンには2種類あり、それぞれの意味の説明、使用法、商品名を紹介します。

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デンプンとは?

デンプンとは、小麦やとうもろこし、米、ライ麦などの穀物やマメ科の植物をベースにした白くて細かい粉末状の物質のことです。

フランスでは、デンプンにはAmidonFéculeの2種類あります。



Amidon[アミドン]

Amidon(アミドン)とは、小麦やとうもろこし、米のような穀物の種子を含んだ物質のこと。つまり、地上になる実からとれるデンプンのこと。

Fécule[フェキュル]

Fécule(フェキュル)とは、ジャガイモやキャッサバのように塊茎を含んだ物質のこと。つまり、土の下で実っている茎や実からとれるデンプンのこと。

Amidonとféculeの違いは、種子からか塊茎からできているかの違いです。

デンプンの使用法

パティスリーでは、小麦粉と一緒に用いて、お菓子の生地に軽さを与える役目があります。ビスキュイやアントルメ、プディング、フォンセ生地に使うこともあります。

コンフィズリーでは、パスティヤージュ(食べれない生地)やボンボンやドラジェの流し込みの時に用います。

料理ではソースやポタージュのとろみをつけるために使います。

デンプンの商品

  • amidon de blé[アミドン ド ブレ]小麦粉のデンプン
  • amidon de maïs[アミドン ド マイス]とうもろこしのデンプン、コーンスターチ
  • MAÏZENA®︎[マイゼナ]コーンスターチ(メーカー名)
  • amidon de manioc[アミドン ド マニオク]タピオカ、キャッサバの根茎からとれるデンプン
  • tapioca[タピオカ] タピオカ
  • amidon de riz[アミドン ド リ] 米のデンプン

以上、デンプンの種類でした。

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