わたしは以前、フランスのショコラティエで店員（Vendeuse）として働いていました。その経験をもとに、学校では教えてくれない（だろう）ショコラティエでの会話を紹介します。
会話（フランス語）／読み方カタカナ／意味の順に書いています。発音は参考程度に留めてください。
店員と顧客のフランス語単語
- un vendeur / une vendeuse［ヴァンドゥール／ヴァンドゥーズ］男性店員／女性店員
- un client / une cliente［クリヨン／クリヨントゥ］顧客
フランスでは挨拶から会話が始まる
まずは、挨拶から始まります。挨拶がないと店員は自分に話しかけられているとは思いません。（ていうか無視する笑）
女性への挨拶
Bonjour, Madame.［ボンジュール マダム］こんにちは、マダム。
男性への挨拶
Bonjour, Monsieur.［ボンジュール ムッシュー］こんにちは、ムッシュー。
こんな感じでお互い挨拶をし合います。日本ではあんまり店員さんに挨拶することは少ないかもしれませんが、フランスでは一般的なことのようです。
店員は必ずお客さんの方を見て挨拶をします。なので、お客さんも必ず店員を見て挨拶してほしいです。
挨拶しない人、こっちを見ずに挨拶する人、小声すぎる人も時々いて、そんな時、店員の頭の中に警戒ランプがなります。「あ〜変な人に当たった〜」って思うし、警戒しながらの接客になります。
逆に明るく挨拶されると、こちらもいい気持ちで接客できます。人間だもの。
フランスでは挨拶は基本みたいな記事を読んだことあると思うんですけど、あれほんとです。なので、挨拶はしてほしい。
欲しいものを伝える
次に、欲しいものをさっそく伝えます。
店員：Que souhaiteriez-vous ?［ク スエトリエ ヴ］何をお望みでしょうか？
店員によって聞き方はさまざまあります。私は丁寧語を使います。（一応高級なショコラティエなので）
お客：Je prendrais une boîte de chocolat de 500 g, s’il vous plaît.［ジュ プランドレ ユヌ ボワット ド ショコラ ド サン ソン グラム シル ヴ プレ］500gのチョコレート箱を一つください。
Je voudrais ~ を使ってもOK！
基本的には敬語を使うものだとは思います。フランス人でも丁寧語つけない人もいるし、シルヴプレをつけない人もいます。Je prends ~ と敬語を使わずにという人も多いし、3秒後に慌ててシルヴプレをつける人も少なくないです。
わたしはフランス語ネイティブではないですし、敬語でなくてもあまり深く思いませんが、フランス人はやっぱり心の中でもやついているそうです。
お客さんの言葉遣い一つで接客内容が変わったりする（いやホントよ）ので、ご注意ください。
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