マカロン・パリジャン Macarons parisiens

フランス菓子マカロン・パリジャン(パリのマカロン)とはどんなお菓子か、材料や歴史を詳しく紹介します。

フランス菓子マカロン・パリジャンとは?

パリのマカロン(マカロン・パリジャン)は世界中で知られていて、カラフルな2つの生地の間にガナッシュなどをはさんだマカロンのことです。

アーモンドと卵白を使っており、食感はなめらかでツルっとした表面でかりっとしていて、中身はやわらかく繊細です。食紅で様々色をつけて、2枚重ねにしてガナッシュやクリームを挟んでいます。他のフランスの地方素朴なマカロンとは大きく異なります。

パリは言わずと知れたフランスの首都です。パリで誕生したマカロンがマカロン・パリジャンです。
パリのマカロン Macarons parisiens

パリのマカロンはマカロン・ド・パリ(Macarons de Paris)、マカロン・ジェルベ(Macarons Gerbet)とも呼ばれます。

[フランス語名]
マカロン・パリジャン Macarons parisiens
マカロン・ジェルベ Macarons Gerbet
マカロン・ド・パリ Macarons de Paris



パリのマカロンの材料

分類 ガトー Gâteau
構成 マカロン生地
材料
  • アーモンド
  • 砂糖
  • 卵白
  • 食紅(着色料)
  • ガナッシュ/クリーム/ジャム等

パリのマカロンの歴史

このパリのマカロンは20世紀の初めに、ラデュレの創始者の孫であるピエール・デフォンテーヌ(Pierre Desfontaines)によって考案されました。

その後、パリのルノートル(Lenôtre)やジェラール・ミュロ(Gérard Mulot)が普及させていき、ピエール・エルメ(Pierre Hermé)により広く世界中に広まっていきました。

Gerbetとは「重ね」という意味で、2枚のマカロンにガナッシュ等を挟んでいることを指しています。

マカロンの種類

パリだけではなく、フランスの地方には様々なマカロンがあります。

参考文献

このマカロン・パリジャンの記事を書くのに参考にした本です。

  • フランス 食の事典
  • Dictionnaire de la gourmandise pâtisseries, friandises et autres douceurs
  • La merveilleuse histoire des pâtisseries et gâteaux

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