カリソン・デクス Calisson d’Aix

南フランスのエクサン・プロヴァンス地方菓子カリソン

フランス地方菓子カリソン・デクスとはどんなお菓子か、材料や購入先、レシピや作る行程、名前の由来を詳しく紹介しますね。

フランス地方菓子カリソン・デクスとは?

カリソン・デクス Calisson d’Aixとは南フランスのエクサン・プロヴァンス地方の銘菓です。アーモンドと果物の砂糖漬けを土台にして、オレンジエッセンスをくわえたグラスロワイヤルを表面に塗った砂糖菓子のことです。舟のようなひし形をしているのが特徴です。

エクス Aixとは南フランスにあるエクサン・プロヴァンス Aix-en-Provenceという町のことです。この町の名物がカリソンです。一般的にはカリソンと呼びます。

昔は、葦を編んでつくったすのこの上でカリソンを乾燥させていました。カリソンという名前は、ラテン語で「葦」を意味する Canna から「すのこ」を指すプロヴァンス語 Calissoun/Canissoun に由来している。

[フランス語名]
カリソン・デクス Calisson d’Aix / une calisson d’Aix



フランス地方菓子カリソン・デクスの材料

分類 コンフィズリー
材料
  • アーモンド
  • 砂糖
  • ラベンダーの蜂蜜
  • メロンの砂糖漬け
  • 卵白



カリソン・デクスのフランスでの購入先

カリソン・デクスは南フランスのコンフィズリーやパティスリー、お土産屋で販売しています。有名なお菓子ですので、南フランスだけでなく各地方のお土産屋や高速道路のサービスエリアでも見られます。18個入り(220g)で18ユーロ程度です。個数や重さ、販売場所によって価格は異なります。

フランス菓子カリソン・デクスの名前の由来

カリソン・デクスが誕生したのは中世時代の15世紀にさかのぼります。

1454年、ルネ王(René)はジャンヌ・ド・ラヴァル(Jeanne de Laval)との結婚式がエクサンプロバンスで行われました。

ジャンヌはとても美しいのにもかかわらず、あまり笑顔を見せない女性でした。砂糖菓子職人は新しい女王に喜んでもらおうと新しいお菓子を考案しました。アーモンドと果物の砂糖漬けでつくった小さな砂糖菓子です。

結婚式の終わりにそのお菓子を食べたジャンヌはパッと表情が明るくなり、「このお菓子の名前はなんていうのかしら」と尋ねました。

砂糖菓子職人は「これは抱擁でございます」と答えました。「抱擁」はプロヴァンス語で「ディ カラン ソン Di calin soun」と言います。この言葉がのちに「カリソン」と変化しました。

女王の笑顔を呼び起こすお菓子としてカリソンが誕生しました。



フランス菓子カリソン・デクスの作り方

カリソン・デクスを作っているル・ロイルネ Le RoyRenéでのカリソンが出来上がるまでの行程の動画です。生地を混ぜる所はダイナミックですが、小さなカリソンを作る過程はかなり繊細に扱っていることがわかります。

フランスにあるカリソン美術館

ル・ロイルネ Le RoyRenéは、プロバンス地方菓子を作っている家族経営のコンフィズリーです。1920年に創業した長い歴史を持つお店で、カリソンを始め、ヌガーや果物の砂糖漬けなどのお菓子を作っています。

ル・ロイルネにはカリソンについての美術館が併設されています。

ミュゼ・ドゥ・カリソン MUSÉE DU CALISSON

  • 営業時間:月曜-土曜 9時30分~12時30分/13時30分~18時30分、日曜 10時~17時30分
  • 入場料:無料(オーディオガイド 3€)
  • 住所:5380 Route d’Avignon (RD7N) 13089 Aix-en-Provence, FRANCE
    エクサンプロバンス(Aix-en-Provence)の中心から車で10分

Le RoyRené 公式サイト(フランス語・英語)

以上、プロヴァンス地方のお菓子カリソン・デクスについて材料や購入先、レシピや作る行程、名前の由来を紹介しました。ぜひ、カリソン・デクスを試してみてはいかがでしょうか。

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