プラリーヌとはどんなお菓子か、材料、名前の由来、購入先、類似のお菓子について詳細を解説します。
砂糖菓子プラリーヌとは?
プラリーヌ(Pralines)は丸ごとのアーモンドに加熱した砂糖をかけたコンフィズリーのこと。ローズ色、赤色、焦茶色(コーヒー色)に着色することもあります。
そのまま食べたり、砕いてブリオッシュに練り込んだり、クリームと合わせてタルトに流して使います。夏のビーチやスキー場、お祭りの屋台などでよく見られます。
[フランス語名]
プラリーヌ Praline / la praline
プラリーヌの材料
分類 | コンフィズリー |
材料 |
|
プラリーヌの名前の由来
17世紀、ルイ13世の治世、ショワズール公国(Duchée de Choiseul)にプレシス・プラスリン元帥(Plessis-Praslin)の元で働いていたラサーニュ(Lassagne)という料理人がいました。
ラサーニュは元帥に糖衣でくるんだアーモンド菓子を贈りました。元帥はそのお菓子を気に入り、プラスリーヌ(Prasline)と名づけて宮廷に持参しました。そのおいしさは宮廷でも評判になりました。
その後、ラサーニュは引退し、モンタルジ(Montargis)に自分のパティスリー(La Maison de la Prasline)を開きました。そこでもプラスリーヌは評判を呼び、今でもその町でプラスリーヌは作られ続けています。
現在では、1903年に開業したラ メゾン マゼ(la maison Mazet)が引き継いでいます。
la maison Mazet の場所
BOUTIQUE PRASLINES MAZET
ラ メゾン マゼ – la maison Mazet
43, rue Général Leclerc 45200 Montargis
地方にあるプラリーヌを使ったお菓子
リヨンなどのローヌ・アルプ地方では赤い色の糖衣をからめたプラリーヌがあります。その赤いプラリーヌでつくった真っ赤なお菓子がいくつかあります。
- ブリオッシュ オ プラリン ルージュ-Brioche aux pralines rouges
- ブリオッシュ ド ブルゴワン=ジャイユー-Brioche de Bourgoin-Jallieu
- ブリオッシュ ド サン=ジュニ-Brioche de Saint-Genix
- ガトー ラ ビュリー-Gâteau Labully
- プラリュリーヌ-Praluline
- タルト オ プラリン ルージュ-Tarte aux pralines rouges
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