フランス地方菓子であるブレッツェルとはどんなお菓子か、材料や購入先、名前の由来を詳しく紹介しますね。
フランス地方菓子ブレッツェルとは?
ブレッツェル Bretzelとは、アルザス地方やドイツで見られる8の字の形をした塩味の焼き菓子のこと。岩塩がまぶされた塩味の硬いブレッツェルが一般的ですが、柔らかいドーナツのような揚げ菓子もみられます。
ドイツを中心にフランスのアルザス地方、オーストリアやスイスなどで食べられています。
フランスではアルザス地方のものが有名で、フランスのほかの地域ではクリスマス時期のマルシェ・ド・ノエルにたくさん並んでいるのをみかけます。
[フランス語名]
ブレッツェル Bretzel / un bretzel
ブレッツェルの材料
分類 | ヴィエノワズリー |
生地 | パン生地 |
材料 |
|
ブレッツェルのフランスでの購入先
ブレッツェルはブーランジュリーやパティスリーで購入することができます。価格はひとつ1.5~2.5€ほどです。
フランス地方菓子ブレッツェルの名前の由来
ブレッツェルはドイツのものが有名で、ドイツ発祥だと言われていますが、実は、ブレッツェルの原型はフランスで生まれたお菓子なのです。
ブレッツェルの原型となったお菓子は「ニュール(Nieule)」と呼ばれていました。中世時代にプロテスタントの職人が作り、売り子によって町中で売られていました。
1598年のナントの勅令により、プロテスタントはカトリック教徒と同様の権利を与えられ、自分たちの教会をもつことができるようになりました。
しかし、カトリック教会にも十分の一税を払わないといけなくなったことで、プロテスタントはドイツに亡命してしまいました。よって、フランスではニュールを作ることはすたれてしまいました。
その亡命したプロテスタントの職人はニュールをドイツでも作り続けました。後にドイツからアルザス地方に同じお菓子が逆輸入してきました。これがブレッツェルです。
「8の字の形をしたパン」という意味のドイツ語Brezelが語源となっています。
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