フランス菓子フガスとはどんなお菓子か、材料や購入先、関連するお菓子を詳しく解説します。
フランス菓子フガスとは?
フガス Fougasseは3種類あります。
- プロヴァンス地方由来のパン
- 王冠状のガレット
- ランドック地方由来のブリオッシュ
それぞれのお菓子やパンを解説します。
1. プロヴァンス地方由来のパン
ひとつめのフガスはオリーブオイルを加えてつくる切り込みの入ったパンのことです。
ベーコン(Lardon)や玉ねぎ、オリーブ、チーズを加える塩味のパン、フルーツコンフィを加える甘いパンなどがあります。季節に関係なく食べられています。
2. 王冠状のガレット
ふたつめのフガスは王冠の形をして、コニャックやオレンジの花の水で香りをつけたパンのことです。表面にフルーツコンフィを飾ります。
クリスマスやエピファニーの時期に見られるガトーデロワのようですが、こちらは酵母を加えていないためふわふわとはしていません。
そのほかにもフワス(Fouace/Fouasse)、ギラレ(Guillaret)、プゥンポ(Poumpo)とも呼ばれます。
[フランス語名]
フガス Fougasse / une fougasse
フワス Fouasse / une fouasse
フワス Fouace / une fouace
ギラレ Guillaret / un guillaret
プゥンポ Poumpo
3. ランドック地方由来のブリオッシュ
3つ目は、ランドック地方由来のオレンジの花の水の風味が特徴的なブリオッシュ菓子です。
南フランスのオクシタニー地域圏エーグ=モルト(Aigues-Mortes)のスペシャリテとされています。
エーグ=モルト Aigues-Mortesの場所
この地方では「パン屋さんのフガス(フガス・デュ・ブーランジェ)」とも呼ばれています。
[フランス語名]
フガス Fougasse / une fougasse
フガス デュ ブーランジェ Fougasse du boulanger / une fougasse du boulanger
フワスの材料
分類 | パティスリー/ヴィエノワズリー |
構成 |
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材料 |
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フワスと関連するお菓子
フランスでの購入先
フランスではプロヴァンス地方やランドック地方のパン屋(Boulangerie)やパティスリー(Pâtisserie)で購入することができます。
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