フランス菓子ガトー・オ・ショコラとはどんなお菓子か、材料や作り方、購入先を詳しく解説します。ガトー・オ・ショコラに関連するチョコレートベースのお菓子も紹介します。
フランス菓子ガトー・オ・ショコラとは？
ガトー・オ・ショコラ Gâteau au chocolatとはチョコレートをベースにしたお菓子のことです。
gâteauはお菓子やケーキの総称のことで、オーブンなどで焼いたお菓子のことを指します。
基本的には卵や砂糖、小麦粉を混ぜて、チョコレートとバターを加え、オーブンで焼いて作ります。混ぜるだけで簡単に作れて、誰もが大好きなチョコレートをつかっているので、フランスでは家庭で作ることもあります。
レストランでのデザートとしても定番で、ガトー・オ・ショコラにバニラアイスやクレーム・シャンティイ、クレーム・アングレーズをかけたり、フルーツを添えて供されます。クレーム・アングレーズとは、卵と砂糖、牛乳をつかったソースのことです。
［フランス語名］
ガトー・オ・ショコラ Gâteau au chocolat / un gâteau au chocolat
ガトー・オ・ショコラの材料
| 分類 | パティスリー/ガトー/デザート |
| 材料 |
|
ガトー・オ・ショコラのバリエーション
チョコレートをベースにしたお菓子は数多くあります。
モワル・オ・ショコラ Moelleux au chocolat
moelleuxは「柔らかい」という意味で、外はカリッとしていて中身がとろけているチョコレートケーキのこと。
卵を多めにして、粉を少なめにして、焼成時間を短くして作ります。
ミキュイ・オ・ショコラ Mi-cuit au chocolat
外側はカリッとしていて、切るとチョコレート液が流れ出てくるチョコレートケーキのこと。mi-cuitは「半分火を通した」という意味で半生のことを指します。
生地の中に凍らせたガナッシュを詰めて焼くことで、液体状のチョコレートが出てきます。
フォンダン・オ・ショコラ Fondant au chocolat
外側はカリッとしていて中身がしっとり濃厚なチョコレートケーキです。fondantは「とろけるように柔らかい」という意味ですが、中身はとろけてはいません。
砂糖や卵、チョコレートを多めにし、粉は少なめにして、じっくり火を通すことで濃厚な食感になります。
ブラウニー Brownie
アメリカ生まれのチョコレートをベースにした焼き菓子のこと。生地に胡桃やヘーゼルナッツ、ピーカンナッツ、マカダミアナッツを加えているのが特徴です。フランスでも広く見られるようになりました。
そのほかにも以下のようなチョコレートを使ったガトーがあります。
ガトー・オ・ショコラの作り方
フランスでの購入先
フランスではお菓子屋さん（Pâtisserie）で購入することができます。また、レストランでデザートとして提供されることもよくあります。
価格は1個3,50〜5,00ユーロ程度です。地域や店によって異なります。
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