フランス菓子ノネットとはどんなお菓子か、材料や購入先、名前の由来や歴史を詳しく紹介しますね。
フランス菓子ノネットとは?
ノネット Nonnetteとはスパイスが入ったお菓子パンデピスがベースで、中にオレンジのマーマレードや蜂蜜を詰めた小さなお菓子です。
今では、マーマレードだけでなく、カシスやアプリコットのジャム、キャラメルを詰めたノネットもあります。主に、クリスマス時期に食べられるお菓子の一つです。
[フランス語名]
ノネット Nonnette / une nonnette
フランス菓子ノネットの材料
分類 | パティスリー |
材料 |
|
ノネットのフランスでの購入先
ブルゴーニュ地域圏のディジョンやシャンパーニュ=アルデンヌ地域圏、ランスなどの特産地では多くみられます。また、ノネットはクリスマス時期のマルシェでも購入することができます。
フランス菓子ノネットの由来
ノネットはグラン・テスト地域圏のランスで生まれたと言われていて、パンデピス同様、中世時代より食べられていたお菓子です。
主に修道院で作られていて、乗合馬車に乗って移動している旅人に売っていました。旅人が家に持ち帰ったことで全国に広まっていきました。その後、19世紀には列車の乗客にも販売していたんだそうです。
パンデピスが有名なブルゴーニュ地域圏のディジョン、シャンパーニュ=アルデンヌ地域圏、ランス、リヨンやフランス南部のノネットが有名で知られています。アルザスではブルーベリーのジャムの詰まったノネットがあります。
現在では、フランス全国のマルシェ・ド・ノエルで売られています。
ノネットと同じ種類のお菓子
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